タボゴンパ

翌日は7:00出発、9:00タボゴンパ到着。
見た目は地味だけれど、中の壁画や神仏の彫刻は圧巻。

tabogopna

ツクラカン(本殿)の33の神仏像、背後にある回廊の壁画について、ラマさんが案内してくれる。

tabogopna


あとは小さいけれど、壁画で埋め尽くされたSer-Kang(GoldernTemple)、損傷はしている2面のマンダラが描かれたキンコルラカン、一番後ろにあり弥勒菩薩が美しいdKar-abyanLaKang、
小さいけれど多数の菩薩の壁画が描かれたドムトンラカン、6mの弥勒菩薩像の下を通ることのでき、タボゴンパとタルシンポ寺の描かれたチャムチェンラカン、本殿横のドムトンラカンチェンモと
本殿以外は小さいけれど、歴史を感じさせる数々のラカンを見学しました。

ちょうどフランス人のグループの後をついていったのでたくさんのラカンが見れたけど、通常は施錠されているのでラマに頼んで開けてもらう必要があります。

フランス人
グループの後をついていく私。

最後にもう一度、本殿へ。
ちょうど他の観光客は誰もおらず、私一人だけ。
感じる空気がまったく違っていて、その静けさと荘厳さに、言葉にならない感動を覚えたのを今でもはっきり、覚えています。

その後、ダンカルゴンパへ。
道中で現地の子供に折り紙を折ってプレゼント。
道中、バングラディッシュから来た旅人もひろってあげて、一緒にゴンパにいくことになりました。

ダンカルゴンパ

よくこんなところに作ったな、と思えるくらい高い谷に聳える土でできた古い古い、ゴンパ。

ダンカルゴンパ
ダンカルゴンパ

それぞれは小さいけれど、ラマ僧がカギを開けてくれて、少しチベット語でおしゃべり。来年法王がこちらにいらっしゃるそうです。

その後、タボゴンパで出会ったガイドさんがおすすめしてくれた、ラルーンゴンパを目指しました。

絶景

道は悪かったけど、眼下にリンティ川がながれ、ラルーンの村の緑、金色の小麦、空の青さと景色は素晴らしいのひとこと。


ゴンパには誰もおらず、少ししても誰も来ないのであきらめかけたらちょうどおばあちゃんが通りかかり、しかも彼女がカギを預かっておりラッキーなことに開けてもらいました。


中は小さいけれど、本当に素晴らしかった。たぶん今回1番かも。
一緒にいたバングラの彼がおばちゃんに感謝でお金をあげようとしたけれど、彼女はうけとらず、私は日本のポストカードをあげました^^

カザへ戻って、ランチ&バザールで買いものをして、夜はバングラから来た25歳の彼の苦労話を聞きながらインド料理を堪能することができました。

インドでめったに食べないインド料理


宿ではインド人のグループがいて、「さくらさくら」をうたってくれました。

写真はカザの街の周り。野良犬もたくさん。

カザ→マナリ

翌日、6:30カザを出発。
行きは一人だったけど、帰りはなんと6人になった。途中で出会ったバングラディッシュの旅人、カザで英語やヨガを教えながら仏教を学んでいるポーランドの女性、ドライバーの友達のインド人。

車窓の風景。
途中、バングラの彼がパラグライダーを体験したり、ポーランド人の彼女とドライバーが喧嘩したり、ととっても面白かった。


15:30にはマナリに到着しました。久々のネット、日本の家族・友人へお土産の買い物。でもカザに比べて数段都会(!?)の夜のマナリの居心地はあまり、いいものとはいえませんでした。

マナリの町


★教えてもらったマナリ一と言われたショール屋さん(本当によかった!)
今回のお土産メインはここで購入。
BODH SHAWL WEAVERS tel+251296 


朝街中にあるチベット仏教のお寺、ガンデンテクチョリンゴンパへ。

ガンデンテクチョリンゴンパ


1960年に建てられたという金ぴかの仏像様と古くはないけど精巧な壁画。本堂でひとり座っていたら、勤行にきたラマさんが甘い不思議なお茶をくれました。

お寺の横にあるcafé(といっていいのだろうか・・・)でチャイを飲んでいたら、ラマがきて本当につたないチベット語で交流する。アムドやラサの写真を見せると周りのチベタンが沢山くる。みんな、行きたくても行けないせいかな。

隣にいたオランダ人と仲良くなって、一緒にカザで出会ったポーランド人が滞在している郊外のお寺にいくことに。

オートリキシャで10分、60Rp. Skya Gompa in Langriとかかれたランリゴンパは本当にかわいい場所でした。

緑あふれた場所にチョルテンと小さなラカンがひとつだけ。マナリの喧騒から離れて、鳥の声を聴いて、そこでエスプレッソマシーンでいれたcaféをいただきました。
本当に素敵な時間でした。

帰りは歩いてマナリ市内に戻って、シャワーを浴びて、日本にいるラダック人の友達の友達とお茶して、夕方のバスでマナリからデリーに戻りました。ポーランド人の彼女と一緒だったので、帰りも安心でした。

壊れたリクライニングをドライバーが無理やり直したり、途中バスが止まったり、一緒になった台湾人グループと話したり、マジャニュカティラではなくカシミールゲートについたりと、帰りのほうがあっという間でした。

マジャニュカティラでは前回きたときお世話になったクラフト屋さんとも再会し、ランチをごちそうになってポーランドの彼女ともお別れ。

マジャニュカティラ
マジャニュカティラ のいぬ


友達に教えてもらったチベットマッサージのSPAでオイルマッサージ&スクラブをしてもらい

SPA ALAYA
9 commnity center,PVR Anupam Complex,Saket

夜は私のパティシェの友人と、デリー勤務の友人夫婦と高級(?!)インド料理を食べて、深夜2時40分の便で日本へ帰国しました。

今回は本当にギリギリの日程だったうえ、
最近物騒なニュースが多いデリーで何かあったらどうしよう、雨期で道が崩れたらどうしよう、いつもはならないけど高山病になったらどうしよう、といつもより無駄に心配していたけど、案の定杞憂に終わりました。

いつも以上に、人の優しさに助けられ、チベット文化に魅了され、スピティ渓谷の広大な自然に感動しました。

デリーでお世話になったなおちゃん、マナリのThuptenさん、カザで出会ったpaulina、全ての人に感謝したいと思います。

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