翌朝、9:00にサムイエを出発。一路ヤムドク湖へ向かいます。
途中、カンパラ峠(4,749m)越えもありました。
移動中はドライバーさんに、いろいろ話しかける。私はチベット語が少しわかるのがとっても嬉しいようで、話をしてくれました。
特に環境破壊の話が印象的。サムイエの周りを流れる川の水が少なくなっていたのは一目瞭然だったし、何より、雪が少ない。
ヤムドク湖近辺のカロラ峠。このような氷河もありましたが、これも昔とは比べ物にならないくらい少なくなってしまったそうです。
アスファルトで整備された道は、走りやすいけれど、太陽を照り返して、山の雪を溶かしてしまいます。
チベットから流れ出る水は、アジアの川へつながっています。
今回ショックだったことのひとつ、この10年の自然の変化。
トルコ石の色をした、ヤムドク湖。
冬は入場料がありませんでした。
チベタンマスチフとヤクと写真を撮るのも10元、トイレを使うのも2元。
ネガティブなことばかり書きたくありませんが、この湖の隣には大きな大きな発電所ができていました。そして、やっぱり湖の大きさもどんどん小さくなっているそうです。
ギャンツェに向かう途中のランカルツェの街。どこに行ってももちろんはためく国旗。