8年ぶりに、アムド(中国青海省のチベット文化圏)へ。
広大な草原、山奥のゴンパ、そしてたくさんのチべタンたち。
短いながらもチベット文化と草原満喫の旅でした!

日程

夏休みが5日しかない、、でもどうしてもチベット文化圏にいきたい!ということで、弾丸で中国青海省のチベット文化圏、アムドにいくことにしました。

1日目:成田→成都
2日目:成都→西寧→興海
3日目:興海(セルゾンゴンパ)→同徳(カワムスド・セルラゴンパ)
4日目:同徳→沢庫→同仁
5日目:同仁→吾屯荘、ゴマル村→西寧→成都
6日目:成都→成田

移動  成都→西寧→興海

成田→成都は全日空の直行便で約4時間のフライト。

空港近くのホテルに一泊し、翌朝一路、西寧へ。空港から出ているバスで、郊外にでるバスターミナルに向かいます。

バスで約六時間、興海の町に到着しました。

まち

寒い!海抜が高い(3,000m以上)ことをすっかり失念していた。

観光地ではない町なので、バスターミナルから歩いて賑やかな場所に向かいます。

いいかなと思った宿にチェックイン。

この日の宿「聖地賓館」は、バス、トイレつき、しかもリビングつきの二部屋で100元。(とはいえ、このあと水が止まってしまったので、シャワー付きにした意味なかったけど…)

9割以上がチベット族が暮らすこの町には、髪を編み、民族衣装を着た褐色の肌のチベタンが沢山います。

行きたかったセルゾンゴンパにはバスはなくチャーターでしか行けないと知り、もう夕方だったので町をお散歩するコトにしました。

途中で立ち寄った郵便局で、職員のチベタンの女の子にゴンパに行きたいという話をしたら、友達のドライバーを紹介してくれました。その上、防寒着を全く持ってきていなかった私にダウンジャケットまで貸してくれて、気温は日本の冬くらいだったので、ホントに助かりました。

民族衣装のお店や本屋さん、夜は羊の麺を食べてアムド初日は終了。

興海(セルゾンゴンパ)→同徳(カワムスド・セルラゴンパ)

翌朝、朝日ものぼらないまだ暗い中、チャーターした運転手さんに迎えにきてもらい、セルゾンゴンパに向かいます。(片道40分くらい、200元)

深い深い霧が突然ひらけて、目の前に満月に照らされた雪山と山脈という、なんとも美しい景色が広がります。ホントに来て良かった…。

山路を抜けて、突然セルゾンゴンパが目の前に現れます。

マニを回して、ドライバーの幼馴染というラマさんと一緒に本堂に参拝。

五体投地して、バターランプを捧げさせてもらいました。

ちょうど朝だったので、ラマさんがお経を上げていました。

壁画も塗り替えられたようで新しいように見えましたが、とはいえ500年の歴史あるお寺です。

ここも昔すべて破壊されて、88年にようやく再建されたそう。

今年から旅行客相手に開放しだすそうでここもいつかタール寺のように沢山観光客で溢れるお寺になるのかな。

とはいえ場所が辺鄙なだけに、そうなるとも思えないけど(-。-;

山をコルラする時間はないけど、お寺を一周して市内へ戻りました。

その後、9:30のバスで同徳(カワムスド)へ向かいます。

この移動中の景色、前評判どおりなかなか良かったです。

黄河キャニオンとよばれる黄河が削りだした渓谷とそこ峡谷に流れこもうとする荒々しい川の流れ。

と、思ったら青い美しい川が現れたり、飽きません。

同徳についたのは13時くらい。セルゾンゴンパにいってくれる車を探します。
やっぱりタクシーのチャーターしかなく、町の真ん中にたむろっているドライバーさんに声をかけて、相場は200元なり。
一人だと交通費が一番かかるけど、時は金なり、即向かいます。

ここの車窓からの景色も楽しかった。

羊やヤクを放牧している遊牧民を眺めながら草原を抜けていきます。

高地のせいか何度か眠りに落ちてしまい、目覚めたら草原のなかにセルラゴンパがありました。

子ラマ達に沢山出会いました。

本堂横には、沢山のカラフルなハタに護られて、姿がまったく見えない仏様が。チャムのお面がたくさん飾ってあって、なんともいえない迫力でした。

本堂も、ドライバーさんをまたせていたので、あまりゆっくりは見れなかったけど、でも参拝できて良かったです。

同徳は、外国人は政府の招待所しか泊まれないと言われ、実際そうみたいでしたが何とか別のトコロを見つけました(公安から離れた場所)。

同徳は外国人の規制が厳しそうだったので、あんまりウロウロしないほうが良いと思います。私は到着後、すぐにゴンパにいってしまったのと、荷物が少なかったので、特に面倒なことにならずに済みました。

夜は町を少しだけ歩いて早めに就寝しました。


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