翌日、昨日知りあったアムチとがレゴン周辺のチベタンの村に連れて行ってくれました。
まずは、吾屯荘。ここは沢山のタンカ(仏画)の工房があります。
吾屯上寺はコスモスやマリーゴールドが咲き乱れていて、とても綺麗。
その後は吾屯下寺へ。巨大なチョルテンが立ち並んでいました。
ここも大経堂にははいれなかったけど、その横の大きなツォンカパ像と千手観音像は素晴らしかった。芸術の里だけあって、壁面も素晴らしかった。
その後隣の村、ゴマル村へ。ここはアムチ(お医者さん)の故郷です。
まずは村の一番高い場所にあるアムド一大きいという、大チョルテンへ。
ゴンパは残念ながら閉まっていたけどチョルテンの1番上に登り、村を一望することができました。
同仁に戻り、アムチの友達のタンカ画家さんのお家で羊をご馳走になりました。私が羊が好き、と言ったからわざわざ準備してくれたそう。
何ともワイルドですが、羊を茹でたスープとゴマル村のモモと一緒に。
誰かと食べる、ローカルな食事、最高に美味しいです。
画家さんはタンカを製作中。出来上がったらなんと、8万元で売れるそう。
有名な画家さんが描いたタンカは100万元で売れたと話してくれました。
タンカ好きの私ですが、時間もなくて今回はどこのお店も見なかったけど、普通に買えなかったかも(-。-;
その後、バスターミナルまで送ってもらい、アムチとお別れしました。ホントにいい人だったなぁ。
バスで約3.5時間かけ西寧へ。
民族大学前で降ろしてもらい、校内をめぐった後、市内の本屋さんに寄り、チベット関係の本を買って、夜の便で成都へ飛びました。
今回は5日間という広大なアムドを巡るには、相当弾丸の旅で、移動が多くて決してのんびりリラックスな旅ではなかったけど、チベットの空と大地と、そして何よりも人々に、なんとも言えないエネルギーをもらいました。
色んな事情がある地域だけど、人々は純朴で、とにかく優しい。
セルゾンゴンパで心に残ったチベタンの言葉。
「漢族(日本人もだろうけど)は自分のために祈るけど、チベット族は世界の人々の平和のために祈ります」。
今回彼らに聞いたことやかんじたことは、ブログには深くは書けないけれど。でも、その考え方や暮らし方のステキな部分を自分に少しでもプラスにしていきたいな、と思います。
5泊6日のアムド旅行、最高でした!
またいつか、この草原に戻って来れますように!