■叶魯番(トルファン)市

新疆ウイグル自治区中部、天山山脈東部山間の盆地に位置し、天山南路と天山北路が繋がる場所として、古くからシルクロードの要衝として栄えてきた町です。5~7世紀に漢族により高昌国が建国され繁栄、その後唐の直接支配を経て、ウイグル民族が西ウイグル王国を建国すると、高度な文化が出現し最盛期を迎えました。

ウルムチ→トルファン

朝8:15にホテルを出発。
2時間弱バスに乗り、小草湖サービスエリアでトイレ休憩をします。なんとここで、公安がパスポートチェックのみならず、バスの前で一人ひとりの顔写真を撮影していきました。

トルファン市内に入るため、 ガイドさんはサービスセンターでも手続きをしていました。

カレーズ

11:30 カレーズに到着

トルファンを代表する地下水路を利用したオアシス。カレーズとはペルシャ語で「掘って水を通す施設」を意味していて、乾燥地帯特有の地下水路施設のこと。
山麗の水脈を掘り当て、その後一定間隔に縦穴を掘り、それぞれを横穴で結び、その横穴に緩やかな傾斜をつけ、居住地域まで地下水路が届くようにする技法だそうです。
中国古代三大土木建築の一つで、シルクロードの人々は天山山脈から水を運ぶという困難な工事を完成させ、天山山脈から運ばれた水によってシルクロードの豊かに実るブドウ畑が育ちました。1985年の時点でカレーズはトルファン盆地に1158本あり、耕地面積の70%以上を灌漑し、また生活用水としても使用されています。

楽園というだけあって、不思議な建築が点在していました。

ここはブドウのカーテンがキレイでした。

カレーズも観光地化され、水路の中もネオンが光っております。。。

外は乾燥していて熱いですが、水があるせいかここは涼しかったです。

1時間ほどで出発。

途中、民家で干ブドウを購入します。

果物やお茶もごちそうしてもらいました。

干しブドウもサイズや品質で金額も異なるようです。

蘇公塔

15:00頃、蘇公塔を参観。

1778年に建てられた、新疆で現存する最大のイスラム教の高さ44mの塔。1779年にトルファン郡王のスレイマンがその父オーミン・ホージャのために建てたもので隣りには「蘇公塔礼拝寺」があります。新疆イスラム建築様式を代表しています。

日陰がなくて、とにかく暑かったことしか記憶にないです。

30分程度で退散しました。

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