鳥魯木斉(ウルムチ)市
新疆ウイグル自治区の、政治・経済・文化の中心都市。ジュンガル盆地南部のオアシスの町で、漢族・ウイグル族・カザフ族・モンゴル族・回族など42の民族が暮らしています。
世界中で海から最も遠い都市と言われ、古くは漢代の「車師後国」の中心であり、唐代には西域経略の拠点として「北庭都護府」が設置されました。その後、吐蕃の支配下におかれたり、モンゴル族の勢力下になったりしましたが、18世紀の後半、清朝のジュンガル部遠征後、この地に土城が築かれウルムチと名づけられました。ウルムチとはモンゴル語で「美しい牧場」の意味だそうです。
空港からまずは市内のバザールへ向かいました。
新疆国際大バザール
中国で最大のイスラム建築群を利用した建物で、シルクロードを感じられるオリエンタルな雰囲気が漂っています。道の両側や路地には、衣料品雑貨・食品を売る店が立ち並び、ウイグル人を中心に羊肉・香辛料の香りに満ち溢れています。
近年、整備されたバザール。
いろんな乾燥フルーツが売っています。
ハミウリやスイカなども味わうことができます。
建物の中にいるひとは、皆同じ国旗入りのTシャツを着て
カメラもたくさん。働いている人は観光客に写真を撮影されるのは嫌そうでした。
ここでくるみ入りの棗を購入。安かったけど、いくつか虫が入っていました・・・。
昔のバザールに来てみたかったなぁ。